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斎藤 伸三; 岡 芳明*; 橋倉 宏行*; 柳原 敏; 大友 正一; 久我 弘之*; 小野 寛*
JAERI-M 8474, 52 Pages, 1979/10
NSRRの実験孔内における中性子束、中性子スペクトル及びガンマ線量率を測定し評価した。その結果、炉心中央位置における熱中性子束は3.510n/cm・sec/Watt、ガンマ線量率は1.410R/h/Wattであり、これらは設計計算時の値と良い一致を示した。ただし、ガンマ線のバックグラウンドとして700~800R/hの線量率がある。中性子スペクトルはかなり硬くカドミウム比で2~4であり、また炉心から離れるに従い中性子の方向性が顕著である。N/比は10~10n/cm・sec/R/hでやや小さく、比較的小さな鉄製の散乱体を置くことによりこの値は数倍となる。放射線によるフィルムの感光は、ガンマ線量では1~2R以下、中性子量では10n/cm以下であればその影響は少ないことがフィルムの退射実験より判明した。